ルサンチマンが引っ込んでいる時に上野千鶴子先生のスピーチを思い返した

ルサンチマンが引っ込んでいる時に上野千鶴子先生のスピーチを思い返した


東京大学の上野千鶴子先生による入学式の祝辞が注目を集めました

正直に言うと僕は絶賛していました

これまで長らく自分の努力は報われると言われてきた時代は幕を閉じ、親の収入や様々な格差により子供達の機会平等はまだまだ無いと感じているからです

東京大学という日本で一番学校へ通い卒業すれば当たり前にそれなりの職に就くことができます

その多くはやはり公的なものであり社会性や全体を感じる感性が必要なのだと思います

ですので上野千鶴子先生のスピーチを聞いたときはやはりそれくらいでなければならない、と思っていました

しかし社会のことではなく生徒個人にフォーカスをしてしまいました

ルサンチマンの敵、富裕層の子供達の生活を想像してしまったのです


きっと子供の頃から習い事や礼儀作法、できれば出来るだけ与えられる期待やプレッシャー

僕のような人間はそんなことに悩むことはありません

失敗して当たり前だからです


しかしこの富裕層の子供たちは想像かもしれませんが朝から晩まで親に見張られ言葉の通り寝る間も惜しんで猛勉強

恋愛や様々な誘惑を捨て、大学に受かりさえすればと日本の最高峰で戦う

多くの敗者達の涙を背負いながら戦ってきた


正直に言うと少し羨ましさもありますが自分が18歳の頃などを比較すると考えられないほどの努力とプレッシャーに耐えてきたのではないかと思いました


そんな戦いの後の入学式

それも祝辞


もしかすると上野千鶴子先生のスピーチは社会性を考えたもので台本があったのではないかと思います


18歳の子供達の人生を懸けた勝負の祝辞


辛すぎる


反省と同時にいいわけを聞いてほしい

正直今は自分の情けなさを恥じている

ルサンチマンが全面に出ている僕の言うことなんか気にしないだろうけど何とそれが現実社会なのだ

それも貧困層に行けば行くほどそんな人々が埋め尽くしている

言葉ではにこやかでも嫉妬や妬みや復讐心に囚われた人々があたりまえに存在している

その世界をみて汚いと感じるのはもちろんだ

本人たちですら感じているんだから


だけど本当に上野千鶴子先生の言うことにも一理はあるなくらいでも耳を傾けてほしい

みんなの頑張りは勿論だけれども本当に機会平等のない差別的な社会に押し潰されている人々は存在しているということを

そしてその人々は自分達が地獄にいることすら気がつくこともなく弾圧されているんだ


本当の奴隷のように


だけど日本を背負って立つ人々の晴れ舞台にふさわしくないと思った

上野千鶴子先生の言ったことくらい頭の隅にはあるよと言うくらいのエリート足るエリートになって戴きたいです


入学おめでとうございます

そしてごめんなさい


ルサンチマンより