皇室のシラス主義をただの無責任に感じてしまう人たちへ

皇室のシラス主義をただの無責任に感じてしまう人たちへ


決断をせずにただ都合の良い未来を祈るということはどういうことなのか

この事を突き詰めるとお花畑の左ということにもなりかねない

なので少し考える


どうして人々は争うのか

どこかで誰かが許さなければならない

しかし許さない人々がいる

白人なのかもしれない

済州島民なのかもしれない


これらについては遺伝的なものでも文化的なものでも説明できる

血が濃いからだとか大陸文化だからとか好奇心がとか


だけどここでは原理として考えたい

何もないところに許せないという感情が生まれると人は許せないと感じた行動を取る

他にすることがないからだ

許せないことがあるけどそれどころでなければそんなことは置いておく

それどころでない原因が許せないことである場合どうだろうか

例えばイランなどへのアメリカによる経済制裁

イラン国民は飢えている

こうなるともう引くに引けない


だけどよく考えてみると日本はあれだけぼこぼこにされた

原爆まで落とされて無慈悲で実験的な虐殺までされた

しかしあれから3世代

あの痛みを誰が覚えているのだろうか?


反対に中途半端な制裁によりズルズルと生き長らえたイラク

時間が経つに連れ地下に潜ったりアメリカ内部にまで入りテロを起こしたり未だにスパイ活動を行っているだろう


僕は原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーの本を読んだ

元々あった戦争を早く終わられたいという正義感

科学者としての興味

その後にのし掛かった強大すぎるエネルギーへの恐怖

人類を脅かすほどの絶望を感じたの苦悩の日々


人は皆が悪であり善だ


さらに言うなれば全てにおいて善だけであることなど存在しない

何かと関係している以上、起きる現象に片面だけの性質であることなどない

つまりその立場により最善を尽くすということになる


最善とはなんだろうか?

後の悪を考慮し目の前の敵を殺す

目の前の敵を殺すと内部に更なる悪を作ることになる

内部の悪を考慮し粛清をする

分断する

争いが激化する


後の悪を考慮するけど目の前の敵を活かす

目の前の敵が膨らみ味方の被害が増える

民衆の不満が膨らむ

分断する


目の前にいるのは敵ではないとしても白人や済州島民のように攻撃してくる人々がいる

彼らの根幹に作用するのは恐怖だ

やらなければやられる


こうして世界は憎しみに包まれる


ではどうすればいいのか

皇室はなぜ続いたのか


結論からいうとお花畑でいいのだ

だけどそこにいてもらわなくては困るというお互いのメリットがある

これは例えば強い力を持った状態で全く戦わないといった形と同じものだ

聖域をおかすことはできないけど攻めても来ない

だから憎しみは生まれない


だけど世界はもう憎しみの種を巻き続けてしまった


さらには核が控えてる


イランが核を持てば何が起こるのか

恐怖してはならない

しかしもう止めることはできない


道は狭まった

全てが自作自演であってほしい


日本人は悪を受け入れることができるだろうか?

イランはどこまで追い込まれるのだろうか?

中途半端なことはできない


その後に生まれるのは内部の敵

分断

粛清


オッペンハイマーは苦しんでいた

正しい選択は必ずしも正しくはない

オッペンハイマーは苦しんだけど日本は豊かになれた

誰があの痛みを覚えているのだろうか?


時の権力者にとって皇室の存在は日本の軸として必要だった


中東では多くの矛盾が人々を虐殺している


遡れば紀元前まで持ち出してくる


信じる書物に書かれていることが全てだという


日本はどうするべきなのか

お花畑とはなんだろうか

日本は世界でも類を見ない伝統と未来の狭間にいる

その中で考えるべき事が何事も表裏があるということ

完全な善が存在しない現実世界において決断をすることは必ず悪を内包している

アメリカによるイランへの経済制裁も善くも悪くもある

だから皇室のようなシラス主義こそが生き残り戦略に必要不可欠なのだ

決断をしないということは無責任なのか

実はこの決断をしないという姿勢の裏には並々ならぬ忍耐がある

現実世界に完全な善がない事は誰もが理解できることだと思う

綺麗事だけでは生き残れない

しかし精神の世界は違う

正しくあろうとするその心だけはいつも完全な善そのものなのだ


日本はいつも決断をしない

無責任に見えるかもしれない

アメリカの奴隷に見えるかもしれない

だけどいつも正しくあろうとじっと耐え忍ぶ覚悟があるという意思の現れ

それこそがまさに皇室に学ぶべきシラス主義なのだと思う


武士道は命を捧げることにより貫徹する

捧げる先は戦なのか、人なのか

仕える美学


僕は仕えるのは嫌だ

雨も嫌い


雨降って地固まる