孤独を辛いと感じている人

孤独を辛いと感じている人たちへ


孤独とはなんだろうか?

虚しさ、空しさ、寂しさ、淋しさ


自分だけ一人、他の人々は多数

相対的概念による辛さ


孤独による辛さというとそんなことに集約されると思います


ここで僕の話を聞いてくれ


実は寂しい、淋しいという感覚が未だに分からない

空しい、虚しい、悲しい、等はわかる

寂しいってなんだ?


子供の頃から毎日当たり前に受けていた暴力と周辺住民からの嫌がらせを受ける親とその親のストレスを受けて弟(僕)に当たり散らす兄

母は小学校生活の三年間ほど僕たち一族に嫌がらせをしている部落済州島コミュニティの木こりのおっさんを彼氏にして同じ家に住んでいた

気分次第で食事に混入されるヒ素

家中を支配する電磁波

磁場の影響で夜になると宇宙に放り出されたような感覚(この事に気づいたのは三十四才の時)

深い孤独

絶対的な安心感


僕にとって人間は危険そのもの

もちろん幸せそのものでもある


自然と部落済州島民とつるむようになり町を練り歩いた

仲間との思い出

輝かしい青春

仲間の裏切り

屈辱の日々


どれもが昨日のことのようで、どれもが夢の中のことのよう


そして村八分


村八分にされる理由があるとかないとかそんなことはとりあえず置いておいて、実は人生には孤独な時にしかできないことがあると思っている

それはみんな誰もがしていることでいつも仲間に囲まれていても一人の時間に行うこと


それは刃を研ぐということ

刃というのは人それぞれでどんな人も持っている武器のことで、例えばジムに通って肉体を鍛える、もちろん同時に心も鍛えていると思う

例えばプログラミングの勉強

例えばお肌のお手入れ

妄想して精神のメンテナンス

何だっていい


もちろん一人でなくてもできるけど一人の時にしかできない研ぎ方がある


それが孤独を征服するということ


人は何かに属している

会社、不良グループ、ご近所仲間、民族組織、宗教、同じ趣味、、

このバックグラウンドが自信になり、自分という場所を照らす道しるべになる


自分を探して旅する人

旅をして気づくのは元々いた場所に自分がいるということ

自分がいるのが当たり前になると自分が見えなくなる

ここにいるのに外に探しにいく

そして帰ってくる

ある意味で時間の無駄

その離れた間に他の仲間は絆を深め、地に足をつけて根を生やす


だけど同時にあることに気づく

この人達はこの世界の中からしか感じることはできない

一人になれなくていつも同じ繋がりから物事を考える

一人になれなくて必死に笑顔を作っている人もいる


人生ってなんだ?


もちろんそれが悪いわけではないし、むしろ社会としては推奨するべきだ

それでこそ資本主義が成り立ち、文明を保ち運営する

地に根を生やす人々がいなければ出来ないことだ

ありがたやありがたや


だけどそれができない人々が存在する

いうものメンバー、いつもの会話、いつもの笑い


もちろん人生で一番大切なものなのかもしれない

本当に最高の幸せはそこにあるのだと思う


だけど飽きちゃうんだ


何時ものメンバー、いつもの会話、いつもの笑い、飽きた自分

募る孤独

剥離する感性

愛想笑い


成長の時だ


もしも誰かと時を過ごすことが出来なくなったら、それは違う世界を見るタイミングだということだと思う

出会いがあれば別れもある

もちろん別れないでいいし、別れる必要はない

だけどマンネリを楽しむことができないのなら、相手にとっても失礼だ


馴れ合いは楽しめなければ無礼作法

新しい世界で待つのは新鮮な馴れ合い

ペコペコから始まり、そしてまた飽きていく


だから理解しなければならないことがある

孤独が辛いのではなく、知らず知らずに我慢しているんだということ

流浪の民、ジプシー、流れ者、風来坊、モンゴル草原の風

遊牧民は移動を続ける


流れる血脈に原因があるのかもしれない


孤独が生み出す哀愁

心地よい哀しみ


痛みを楽しもう


そしていつかまたすれ違う


自分だけの刃を手にして