申命記と資本主義

聖書 申命記 15章 に資本主義のパラドックスを解消する方法が書いてあった


資本主義はトマピケティさんが警笛を鳴らすR>Gにより資本が実質経済に回らなくなるという現象が起きているということが立証されました

つまり投資や金融商品に化けて労働者の元からはドンドン減り続けるということです

これは資本主義のジレンマであり逃れようはありません

過去を遡れば大恐慌や戦争へと導かれます

ところが分配をして大衆へ定期的に金融緩和を行ったところで人々は堕落し、生産性は上がらないということも危惧されます

生産性が上がらないどころか大衆、いわゆる奴隷のみなさんは働くのがバカらしくなり、経済そのものが廻らず資本主義社会が衰退していく懸念もあります

さらに世界全体が同じタイミングで衰退していくならまだましなのですが問題は先進国と言われた社会だけが衰退してしまうと後進国の中に不届きな儒教的思想を維持したがる存在がいた場合、立場が逆転した場合は弾圧や迫害の対象となり得るというとても恐ろしい現象が起きるということが必然的であるとも言えます

それは奴隷の確保が自らの優越を確かなものとするからです

しかし過去を振り返れば貧しかった日本も現在の中国のように経済で白人社会を圧迫してきました

つまり儒教的な発想は貧しさから来る仕方のない現象であるとも言えます

しかし大衆からしてみれば現在も奴隷であるならばどっちでも同じだということになります

これにより奴隷は役目を果たすのがバカらしくなりなにもしなくなります


しかし機会均等が守られた社会ではこうはなりません

また返り咲こうとか、金融緩和が行われたとしても元々持っている人もさらに裕福になれます


つまり戦争や弾圧や奴隷化を避けるために必要なことは資本主義の認識を変えることと大衆の卑しさを是正することが必要不可欠という結論に達します


新約聖書の申命記15章にこうありました


1 あなたは七年の終りごとに、ゆるしを行わなければならない。

2 そのゆるしのしかたは次のとおりである。すべてその隣人に貸した貸主はそれをゆるさなければならない。その隣人または兄弟にそれを督促してはならない。主のゆるしが、ふれ示されたからである。

3 外国人にはそれを督促することができるが、あなたの兄弟に貸した物はゆるさなければならない。

4 しかしあなたがたのうちに貧しい者はなくなるであろう。(あなたの神、主が嗣業として与えられる地で、あなたを祝福されるからである。)

5 ただ、あなたの神、主の言葉に聞き従って、わたしが、きょう、あなたに命じることの戒めを、ことごとく守り行うとき、そのようになるであろう。

6 あなたの神、主が約束されたようにあなたを祝福されるから、あなたは多くの国びとに貸すようになり、借りることはないであろう。またあなたは多くの国びとを治めるようになり、彼らがあなたを治めることはないであろう。

7 あなたの神、主が賜わる地で、もしあなたの兄弟で貧しい者がひとりでも、町の内におるならば、その貧しい兄弟にむかって、心をかたくなにしてはならない。また手を閉じてはならない。

8 必ず彼に手を開いて、その必要とする物を貸し与え、乏しいのを補わなければならない。

9 あなたは心に邪念を起し、『第七年のゆるしの年が近づいた』と言って、貧しい兄弟に対し、物を惜しんで、何も与えないことのないように慎まなければならない。その人があなたを主に訴えるならば、あなたは罪を得るであろう。

10 あなたは心から彼に与えなければならない。彼に与える時は惜しんではならない。あなたの神、主はこの事のために、あなたをすべての事業と、手のすべての働きにおいて祝福されるからである。

11 貧しい者はいつまでも国のうちに絶えることがないから、わたしは命じて言う、『あなたは必ず国のうちにいるあなたの兄弟の乏しい者と、貧しい者とに、手を開かなければならない』


その後に家族のことや従業員のことへと続いていきます


つまり資本主義の性質上、本質は二千年前となにも変わっていないのですから借金により経済が回っていくという本質は変化していません

しかしある一定の区切りにより借金を無しにしたりするという政策が必要なのです


しかしここで問題があります、上記9節にもあるように悪しき心が出てしまいます

僕もそちら側の人間であると言えますがこの仕組みを悪用する人が出てきます

例えば銀行がそろそろ金融緩和で借金無しになるからお金は貸さないようにしよう、だとか

そろそろ無しになるから借りれるだけ借りておこう、という様にです

ですのでここで大切なのは貧しい人を救うためのものは機能させるという前提で金融緩和などを行うことが出来ればよいのではないでしょうか?

そうすることで豊かな人はさらに豊かに、貧しい人は豊かになろうと何度失敗しても立ち上がります

これは生きることができる最低限を与えると言うことではなく時代にあった社会復帰を補助するための仕組みが必要だと言うことです


現在の生活保護などでは立ち上がることが困難と言えます

機会均等どころか職業選択の自由すらまともに機能していません

それどころか奴隷のように扱う経営者が社会性が高いとされ、搾取することがうまければうまいほど正しいとさえ言えるようです

勿論搾取とは言えないレベルの境目についての議論の余地はありますが資本主義そのものが搾取により成り立つなかで生まれながらの格差による機会格差を是正することや失敗しても立ち上がれる仕組みを作ることが必要不可欠です

その立ち上がる仕組みが現在であれば身近な人間関係により決まることが民族差別や迫害や弾圧の温床となっているのです


ロールズの分配の正義についてでは他の人にも十分なものが残されているのであれば土地などの権利を主張することができるという発想があったように記憶しています

まさにこの概念が抜けていたことがアメリカの極貧層を産み出したり黒人差別の助長やリベラルの自由を語った横暴に歯止めを効かせられない原因、抜けていた発想であったのだと思います


政治哲学的に現在の日本の問題点として実際に助けを求めたときに民族差別や人間が生まれながらに持っている差別心による機会格差を産み出してしまうということです

そのようなことが無いようにするべきだと思いますが、その根幹に作用しているのは資本主義をまるで完全にコントロールできていて全ては手の内にあり、完全無欠の仕組みだと感じている人々が多すぎる、または五十年に一度くらいの貧困だからと思考をやめていると言うことだと思います

その数十年の狭間で犠牲になった人々には何のチャンスもなくそのまま死んでいけ、奇跡的な何かを起こせ!、義務教育では違う刷り込みをしたけど違うルールで鍛えてやろう!と言ったような頭の悪さが際立っているものでは日本の労働市場は知らず知らずに疲弊し無気力になっていくことは明らかです


これらから分かることはマクロに呼び掛けるような金融緩和は国民の代表であるはずの政治家が経済圏や行政、労働組合などの権力者の意向に沿うということで経済的機会均等を損ない憲法違反をおかしているということにもなりかねないというだけでなく、資本主義の性質上に現れる格差をただやみくもに広げるだけで労働者のインセンティブに働きかけることができないということが明らかとなりました


つまり現在のマクロに呼び掛けるような金融緩和はまさに出口のない不可逆的な失敗を呼び込みます


大企業で売れない不必要なものを無理に作り在庫による経常利益での黒字化や中国など労働力の下等競争に巻き込まれるような経済戦争に巻き込まれるのは勿論国益とはなりません

かといってアメリカのような格差を引き起こすことにより無理矢理労働インセンティブを作り出すことも、当時のアメリカのように情報技術による先見性が見えているならまだしも現在のグローバルで回転の早い錯綜した情勢では心もとないと思います


ですので儒教的な世界、現在のような真面目に働いてきたサラリーマンの人々がバカをみずに、かといって挑戦を諦めたくないという存在にもチャンスのある社会を形成することが望ましいと思います


それどころかもうほかに選択肢はないのではないだろうか?と感じ始めています


そして先日綴った国債のやり取りに関して言えば世界中に網の目上に張り巡らすような感覚であれば帳簿上は数百年は問題は起きないとも思います

そこまで細分化されてしまえば国債市場そのものを現在の為替のように流動性を持つような仕組みにして統治者の人々が次の世代にしかるべき伝達、秘密保護をしながら継承していけば大衆の卑しさ、鬱憤を晴らすことが容易に行える社会設計が実現できると思います


これはつまり国債の一般解放ですが本物の国債は売り買いすることはできなくしてしまえば特に問題も起きないと思いますし、通貨の発行の権利は依然日銀などにあるわけですから全く問題とならないと思います


つまり資本主義はどこかで発散しなければならないということを認識してお金本意の価値観から新たな世界へシフトチェンジが始まると同時に貧困層や中流であっても陽気に挑戦ができる社会を実現すればクリエイティビティを育みながら現在の経団連のような旧来の産業も大衆が民間企業だと感じる必要のない安定したインフラの役割を担う存在へと変化させていくことが出来ると思います


これにより米中のわかだまりが落ち着いた後には中国ともある程度の距離を保ちながらアメリカとも全てにおいて良い付き合いを維持できて国内も安定することができて技術革新に意識を向ける安心で安全でクリエイティブな社会設計が実現可能となります